Nose of Curiosity
未知の世界を求めて空高く伸びる象の鼻。2012年にテラスの屋上に姿を現し、話題を呼んだ作品です。未知なるものの象徴として空に浮かぶ真っ赤なりんご。象の鼻テラスが生まれて10周年となる今年、ついに「未知への鼻」がりんごを掴む瞬間が訪れるかも?!風がしばらくやんだ時が目撃のチャンス。
Yasuhiro Suzuki
1979年静岡県生まれ。既にあるものや見慣れた現象に新鮮な切り口を与える作品によって、ものの見方や世界のとらえ方を問いかける活動を続けている。代表作に《まばたきの葉》、《ファスナーの船》、《空気の人》など。2014年に水戸芸術館、2017年、箱根 彫刻の森美術館にて個展を開催。2014毎日デザイン賞受賞。平成29年度文化庁文化交流使。武蔵野美術大学准教授、東京大学先端科学技術研究センター客員研究員。