I who am empty again today #1
オブジェの外側からぼんやり眺め、中へと入って内側の空間を見つめる。
するといつのまにか、自分にとって余分な情報が消去され、頭の中に新しいスペース「からっぽ」が生まれる。
自分の心身にぴったりとフィットした「からっぽ」は、私たちの身動きを軽く自由にし、他者に寛容であろうとする本来の姿勢へ導いてくれるはずだ。
この効能はオブジェのサイズに比例するため、今後の巨大化及び海上での運航実現へ期待が高まっている。
Risa Sato
美術作家。作品と街へ出没する「りさ・キャンペーン」を国内外で実施。独特のコミュニケーション手法で注目される。以降、パブリックアートの制作、絵本制作、Eテレのアートディレクションなど活動は多岐に渡る。2013年には象の鼻テラス主催「ポート・ジャーニー・プロジェクト横浜⇆メルボルン」に参加。「Unmanned無人駅の芸術祭2019」(静岡)、「START☆みんなのミュージアム2018」(富山)、「六甲ミーツ・アート芸術散歩2017」(兵庫)
http://www.risacan.com