Improvised Picture-Story Show
象の鼻テラスに生紙芝居がきたら、
どんなストーリーが語られるのでしょう
どんな音楽が流れるのでしょう
どんな絵が描かれるのでしょう
誰も今はわかりません
生紙芝居は、
ストーリーと、
音楽と、
絵と、
その周りの世界とが、
相互に影響しあって
物語を紡ぎます。
その場で、その時にしか生まれ得ない紙芝居になります。
上演が終わっても、紙芝居は、残ります。
その日、その景色の中で偶然生まれた物語は、
写真のように切り取られて、
積み重なっていきます。
わたしたち、生紙芝居は、ふと現れ、ふと紙芝居を作り、
どこかに消えていきます。
誰もどこにいるのかは知りません
けど誰かがふと見つけて、
これでいいのかもなー、と
一息つけるような、
そんな隙間、を
象の鼻テラスに生み出します。
横浜でしか生まれえない物語、その時だから現れる物語があります。
Improvised Picture-Story Show
その場で描いて、その場で語って、その場で演奏するゲリラ的即興紙芝居ぷろじぇくと。余暇活動である。生紙芝居は軒先、縁側、道端、公園などで、ゲリラ的にぬるっと始まる。日常の中にふっとあらわれ、遇うとちょっとラッキー、みたいな茶柱的存在になりたいと思っている。3人という最小の社会において、全員が「したいことをする、したくないことはしない」という姿勢で物事は成立するのか?これは社会的実験、なのかも。
1995年横浜生まれ。よのなかに「なんだかとってもちょうどいいすき間」を出現させることをしていきたいと企む。幼いころ、横浜の仮装行列に熱狂し、チャイナ服で中華街を練り歩くそんなはまっこだったそうな。
1996年横浜生まれ。2015年に東京学芸大学に入学し、その翌年にピアニカを購入する。即興演奏や環境音楽に興味をもちつつ、ピアニカを吹いている。
1996年東京生まれ。絵描きを担当。俳優だが、三人以上の前で話すのが苦手。タイのチェンマイで象に乗ったのことが忘れられない。日本大通りは通りの中でも大好きな通り。