OMOIDENOHAMA
踊りの中でお花をいけあげていく独自のダンスパフォーマンス華舞(はなまい)。一つのテーマ性のあるダンス作品の最後には、オブジェのようないけばなが完成します。今作品では港町横浜や象の鼻テラスで出会った椅子やテーブルや空き瓶や紙コップに、近隣の枯れ枝や草花をいけていきます。誰かが座った思い出の残る椅子とテーブル、誰かの飲んだ空き瓶や紙コップ、海と旅人を眺めて来た草や木。モノや植物が持っているイメージを踊りに変換し、踊りで拡張されたイメージで植物をいけていく。椅子が、テーブルが、瓶が、別の姿を見せはじめる。植物が息を吹き返す。
昼の光中、夕焼けの中、それぞれの光の中で、作品とともに新しい景色が浮かび上がります。(写真は過去の作品より。)
踊りの中でお花を生けあげていく独自のダンスパフォーマンスをします、華舞(はなまい)師の山本芙沙子と申します。私のパフォーマンスではひとつのダンス作品の中で植物をいけあげていき、最後に大きないけばなが完成します。植物とともにあらゆるものを一緒にいけていきます。
今回、服、帽子、アクセサリー、糸や布、レース、紙クズ金物クズ、などの使用しなくなったモノ、枯れ枝や植物、流木などを寄付していただける方がいらっしゃいましたら、ご連絡いただけましたら幸いです。
できるだけ横浜にちなんだものを、織り交ぜていけあげ、象の鼻テラスの10週年に彩りをそえられましたらと思っています。
ご協力どうぞよろしくおねがいします!
Fusako Yamamoto
6歳よりバレエを学び、日本女子体育大学同大学院で舞踊学を専修。
いけばな、フラワーアレンジメントを学び、花屋勤務を経てflower shop scaena開業。
2014年より、”ひとつのイメージのある作品の中で、踊りの中でお花を生けあげていく、独自のパフォーマンスを行う華舞師(はなまいし)”の活動をはじめる。
以後、様々なジャンルのアーティストと作品を発表。
九州、関西にも度々招かれ、劇場公演から数千人規模の野外アートフェスまで様々な空間で植物と踊る。
協力:横浜植木株式会社
スタッフ:空間創出プロデューサー 広辺直仁(だんどり屋)