Periko
2012年、象の鼻テラスのシンボル《時をかける象(ペリー)》の子どもとしてつくられた《ペリコ》。いまでは、象の鼻パークの車止めサインとして常設化されています。ある日、海に落とされる事件が発生。その後見つからないものと思っていたペリコは、江ノ島で優しい漁師に助けられ、無事帰還しました。そんな実話がもとで生まれた本作品。
ペリコは得意の「象かき泳法」で、夢中になって泳ぐうちに江ノ島まで到達。帰路は泳ぎ疲れて首を伸ばしたり背泳ぎしたり、自由に海上を漂います。新たなシンボルの登場です。
*本作品は鑑賞のみとなります。
*海上をたまに航行します。
Noboru Tsubaki
京都造形芸術大学 美術工芸学科教授 日本を代表するコンテンポラリー・アーティストの一人であると同時に、卓越した教育者でもある。また、アートの新しい可能性を探る新しい実践も数多く、妙心寺退蔵院の襖絵プロジェクトや瀬戸内国際芸術祭のエリアディレクター、青森トリエンナーレ2018のディレクターを兼務する。
協力:SUITAKU、株式会社フェニックスマリン