Wakita Laboratory Keio SFC Materialization PJ(慶應義塾大学) / Wakita Laboratory Keio SFC Materialization PJ (Keio University)

脇田玲研究会の主なテーマは、目の前にありながらも知覚することができない自然界の情報を可視化/可聴化/物質化することで、世界の見方を新しくするメディアを作り出すことです。マテリアライゼーションプロジェクトでは霧箱というアナログな装置を用いて普段知覚することのできない放射線の可視化を行っています。放射線と聞くとネガティブな印象が強いかもしれませんが、身近に溢れている存在であり、私たちは日々、宇宙や食べ物、空気中から放射線を浴びているのです。このプロジェクトでは放射線が降り注ぐ日常を身近に感じられる作品の制作を通して、これからの人間と放射線の向き合い方を模索しています。