Soundform No.2

Soundformは、熱により空気が振動し音が発生する熱音響現象を利用したインスタレーションシリーズです。
この作品はレイケ管というガラス管の中に発熱体を設置した装置を用い、発熱体に電気を流すとガラス管に温度差が生まれ、管内部に空気が引き込まれ自励振動することで音が発生します。音は、ガラス管の形状、気流や温度などの環境条件に依存するため、人間が完全に制御することはできず、さまざまなタイミングで共鳴する場が生まれます。