拡張ニュー屋台【展示】

屋台は都市の台所の拡張であり、家事を共有する文化です。屋台文化が花咲いた300年前の江戸の都市も、出稼ぎの単身居住や住居の狭さ、忙しくて料理する時間がないといった今の私たちと変わらない悩みに溢れていました。屋台はそれらを解決するための、小さな商売の場所であり装置です。
2021年に暮らすわたしたちの身の回りは、さまざまな暮らしのしんどさが存在します。新型ウィルスによりわたしたちの豊かさの基準は大きくシフトしつつありますが、これまで負担だったことがよりしんどく感じたり、ちょっとしたことだと思っていたことがかけがえのない幸せだったと気がついたり日々発見もあるでしょう。この拡張ニュー屋台はそれら社会の悩みや喜びを仮想の屋台に仕立て、共有する実験です。

会場では、海洋資源、農業、リサイクル、民族多様性などのテーマを、”屋台”に仕立て、展示としてみせます。
週末には テーマに関連したトークやワークショップを実施します。
 
 
■常設展示
10月2日(土)ー24日(土)

■関連イベント
日時(予定)：2021年10月2日(土)、3日(日)、9日(土)、10日(日)、23日(土)
ゲスト：友廣裕一(リソースコーディネーター)、岡根谷実里 (世界の台所探検家)、高橋仙人(胡椒売り)、Light up Myanmar（ミャンマーにルーツを持つ20代を中心にした情報発信プロジェクト）など、日替わりゲストが登場
参加方法：要予約
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■クレジット
展示制作：スクラップ装飾社