FUTURESCAPE PROJECT 2021 公募プログラム受賞発表

2021年10月24日

ZOU-NO-HANA FUTURESCAPE PROJECTの今年のテーマ、「ニュー(ノーマル+クリエイティブ)ライフ 12 カ条」に即して公共空間を活用するアイデアを募集した公募プログラム。展示やパフォーマンス、オンラインでの取り組みなど、17の様々なジャンルのプログラムの応募があり、10月2-3日の公募プログラムコア期間に象の鼻パーク・テラス、日本大通り駅にて展開されました。実演・展示されたプログラムを各分野の審査員9名と審査した結果、各賞の受賞者が決定しましたので発表いたします。
 

■審査員 (五十音順・敬称略)

遠藤新(工学院大学建築学部まちづくり学科教授)
小泉雅生(建築家/小泉アトリエ/東京都立大学大学院教授)
髙橋匡太(アーティスト)
中山晴奈(アーティスト)
信時正人(ヨコハマSDGsデザインセンター長)
町田誠(横浜市立大学客員教授、一般財団法人公園財団 常務理事)
大石龍巳(横浜高速鉄道株式会社 取締役経営管理部長)
野田日文(横浜市文化観光局文化芸術創造都市推進部長)
岡田勉(象の鼻テラス アートディレクター)

 
 
■受賞結果 (五十音順・敬称略)

【最優秀賞】
中屋敷南 《みえないけどいる -touch the ghost skin-》

【優秀賞】
東京大学筧康明研究室 《Linecraft |自分だけの空間をつくるためのワークショップ》

馬場敬一+DAN DAN DOME 《DAN DAN DOME と いのちのまんだら》

【入賞】
井上幸子《記憶の欠片》

コトノハ《大切な人に手紙を書けるカフェ》

デンデラ楽団《(どうせだったら)海へ向かってホップ、ステップ、ビート!!》

鴇田傑《建物と公共空間》

南雲麻衣《駅中留学!お絵かきしながら手話を学ぼう!》

YOKARO《YOKAROこども製作室》

&Post《ポストカー》

 
 
■総評

今年のFUTURESCAPE PROJECTでは「ニュー(ノーマル+クリエイティブ)ライフ」をテーマに設定しました。
ソーシャルディスタンスの意識、飲食店のアクリル板、リモートによるコミュニケーションなど、コロナ禍がもたらした日常生活の変化により、私たちはこれまで以上に公共を意識し、自由について熟考するようになりました。公募プログラムに出展された16の作品は、受賞の有無にかかわらず、そのすべてがこれからの公共空間を、その担い手としての個人の自由と責任を予感させるものでした。すべての人の創造性が生きる公共空間を実現するために。私たちはこれからも本プロジェクトを継続していきたいと考えております。
創造性あふれるアイデアを提示してくださった出展者の皆様、真摯に審査いただいた審査委員の皆様に、深くお礼申し上げます。

象の鼻テラス アートディレクター 岡田勉

 
 
 

ご応募、またご出展いただきありがとうございました。