Alice Kunisue exhibition

フランスと日本の親を持ち、パリを拠点に活動するアーティスト、Alice Kunisue（アリス・クニスエ）の映像展示を行います。フランスと日本のミックスカルチャーで育った独特の感性を持つ彼女の作品は、ビデオアート、イラス ト、グラフィックデザイン、写真など、幅広い表現メディアに渡り、ユーモアとオリジナリティ溢れる世界観で観る者を楽しませてくれます。
今回展示するのは、公共空間を舞台に撮影された映像作品です。駅、公園、道端で、ユニークな振る舞いが繰り広げられます。

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Public spaces are a great background to tell visual stories. It is where we perform our social-self best (polite commuter, devoted student, motivated employee), but our individuality is never too far behind that facade. Catching glimpses of those individualities when they burst out in the open is always fascinating and playful.

Alice Kunisue

公共空間は、視覚的な要素から人々の人となりをものがたるのに適した環境です。そこで私たちは、礼儀正しい社会人、まじめな学生、やる気のあるサラリーマンなど、様々な社会的立場にあわせて振る舞っています。
ですが、私たちの個性は、そうした社会的立場のずっと奥に隠されています。
その個性の表出した瞬間を垣間見ることができた時。それはとても魅力的で、思わずクスリと笑いたくなる瞬間です。

アリス・クニスエ